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2022年 11月 28日
第2回生涯教育研修会報告
学術部長 安原和人 第2回生涯教育研修は11月27日に四国医療専門学校2号館501教室で開催されました。 本講座は2部構成で行いました。 1部は香川県鍼灸師会理事の松本和子先生による「東京パラリンピックトレーナーの経験について」という題目で、東京2020パラリンピックにトレーナーとして帯同された貴重な経験についてお話しいただきました。 ![]() 2部は坂出消防署のご協力をいただきまして救命入門講習を行いました。胸骨圧迫法による心臓マッサージやAEDの基本的な使い方はもちろんのこと、なぜそうしなければならないのかなど基本的な救命活動への理解も深まりました。 ![]() ![]() 座学では119番の通報のしかたから、実際に胸骨圧迫法で5cm押し込まなければならないが、救命のプロでも平均の押し込みが5cmに足りていないケースがあること、心臓マッサージによる血圧がどのように変化していくのか、また心臓マッサージによる心臓拍出量がどの程度なのか。AEDの有効性などを教えていただきました。 参加者からも質問が相次ぎ、携帯電話と固定電はではどちらの方が119番に連絡するのが良いのか、など面白い質問もありました。 ![]() ![]() 実技では胸骨圧迫法、AEDを使う場面を想定し、役割分担をグループ内でして、救助者を発見するところから、救急隊員が実際に到着するまでの流れを実際にやってみました。 心臓マッサージを隊員が引き継ぐまでいかに続けられるかやってみましたが、かなり体力を消費するため、可能な限り現場では人が集まらないと救命活動は難しいと感じました。 ![]() 最後に学校の備品にあります頸椎カラーやバックボードを用意していただき、松本先生ご指導のもと頚椎カラーの装着やバックボードの固定を実践しました。参加者皆さん四苦八苦しながら搬送まで頑張っていました。 鍼灸業界も様々な分野で活動が広がっていくことも考えられますが、これからの世の中の流れとして障がい者とどのように関わっていくのかというのは一つ大きな柱になっていくと思います。またそうして活動していく中で、医療の基本である救命活動を鍼灸師がはっきりと『できる』と言えることも、医療の国家資格を持つものとして当然のこととなっていくと思いますので、これからも救命講習に関しても定期開催していけたらと考えています。会員の皆様は自己研鑽のためご参加よろしくお願いいたします。 #
by kagawa89
| 2022-11-28 17:47
| ◎研修会
2022年 07月 12日
第1回生涯教育研修会報告
学術部長 安原和人 第1回生涯教育研修は7月10日にWEB開催されました。講座内容を「不妊症について~不妊症の基礎知識と鍼灸実技~」として講師に三瓶真一先生をお迎えして基礎講座として座学から実技まで幅広い内容でご講義いただきました。 座学では男性、女性が不妊症として診断される基礎的な医学知識を基礎として、その因子を解剖生理学の見地および器質的機能的な疾病まで分類と統計を用いて鍼灸でどのあたりにアプローチしていくのかを具体的に示していただきました。 ![]() 僕もそうですが、不妊症の施術経験がある先生はどうしても流産やなかなか妊娠できないという状況に遭遇することがあると思います。この時に術者が弁えておかないといけない、考え方や説明の仕方など、自分にはまだまだ足りないと考えさせられることが多くありました。 ![]() ➀卵巣機能の改善、排卵障害、卵質改善 ②POCS、採卵生成改善 ③不妊症、PMS、子宮系の標治法 ④男性不妊、重度乏精子症、重度精子無力症 など具体的な症状に対するアプローチの実例を見せていただきました。 明日から施術に取り入れられるよう詳細にお話しいただいたため、大変分かりやすく、患者様への施術の幅が広がったように思います。 ![]() ![]() 惜しみなく技術供与していただいた三瓶真一先生、本当にありがとうございました。 ![]() #
by kagawa89
| 2022-07-12 15:29
| ◎研修会
2022年 03月 10日
卒業生に向けての日本鍼灸師会および香川県鍼灸師会入会案内
青年部長 安原和人 ![]() 業団の説明では会の大きな目的である、鍼灸の社会の普及やそれに伴う行政との交渉など役割の必要性とともに国際的な鍼灸の情勢や災害での鍼灸の活用など様々な観点からお話をさせていただきました。 ![]() 特に損害賠償保険に関しては、医療人として必要なことなのでしっかり説明し、それに役立つ日本鍼灸師会のNELS(ネット講習)でトラブル時の対応の仕方などが講習で受けられることをお話ししてぜひ活用してほしいとお願いしました。 若手の先生たちがこれから鍼灸師として患者様への信頼が得られるご活躍をされるとともに、日本鍼灸師会および地方師会に入会されて業界の発展にご助力いただけることを祈念いたします。 ![]() #
by kagawa89
| 2022-03-10 17:03
| ◎活動報告
2021年 12月 18日
第5回生涯教育研修会報告
学術部長 野上久一 第5回生涯教育研修会は12月12日にWeb開催されました。 講師には天野聡子先生を迎えて、「お灸に話 過去から未来へ」をテーマに前半は座学、後半は実技供覧をしていただきました。 座学では、今回の協力企業である(株)チュウオーさんが開発したMOXATHというもぐさ燃焼解析機を用いたテスト結果を解説していただきました。MOXATHは、経時的にお灸の熱量を仕事量に変換してグラフ化して見せてくれる測定器です。せんねん灸、長生灸、アクレイなど製品別、熱さ別に比較されてそれぞれの特性がよくわかり面白かったです。また、透熱灸についても艾の量や種類、艾柱の底面積、基材など比較した結果を説明していただきました。施灸するときの熱が透っていくイメージが具体的にできて参考になりました。 ![]() ![]() お灸について熱い、臭い、煙が出るなどのマイナスイメージがありますが、とても効果的な治療法であるという事が再認識された研修会であったと思います。これを機に先生方の臨床の幅が広がりましたら幸いです。 ![]() #
by kagawa89
| 2021-12-18 10:29
| ◎研修会
2021年 11月 08日
第4回 香川県鍼灸師会生涯教育研修会
学術部 野上久一 第4回香川県鍼灸師会生涯教育研修会は、全日本鍼灸学会中国四国支部認定AB講座との共催で令和3年10月31日に開催されました。B講座の講師は、香川大学医学部付属病院講師の岡内正信先生で、講演テーマは「脳卒中の予防と治療」でした。そして、A講座の講師は明治国際医療大学 鍼灸学科教授 廣 正基先生で、講演テーマは「血圧異常と鍼灸治療―本態性高血圧に対する鍼灸治療―」でした。![]() B講座では、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の発生機序と予防についてお話されました。外科的予防として、脳動脈瘤に対するコイル術、クリピング術また、血管の粥腫に対するカテーテルを用いたステント術を紹介されました。一過性脳虚血発作で、F A S T F-face A-arm S-speech T-timeの症状が出ると脳梗塞の前兆として病院で検査を受けること、Time Is Brainを強調されていました。 脳卒中については、患者さんのみならず周囲の人の異変を発見した時、頭に浮かべたい疾患の一つです。 A講座では、高血圧症の病態について、仮面高血圧症の危険性、生活習慣の見直しや薬剤についてお話しされました。また、足三里穴のパルス鍼刺激で高血圧ラットの血圧が低下したという実験結果を示されました。人に対する鍼刺激についても、証を立てた場合、立てなかった場合両方に減圧効果があり、正確な作用機序は不明ではあるものの、抹消穴の鍼刺激が交感神経を抑制し抹消血管抵抗を減少させたこと、リラックス効果によりストレスが低下したことによるものと考えられるとのことでした。早期の高血圧には有効ですが高齢になると効果を出すのは難しいとのことでした。 ![]() 次回、本年度第5回の研修会は12月12日に予定しています。 皆様奮ってご参加ください。
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by kagawa89
| 2021-11-08 12:32
| ◎研修会
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