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2020年 01月 09日
12月15日日曜日、第4回生涯教育講座を開催しました。 大分から真央クリニック付属鍼灸室の成田響太先生にお越しいただき、「鍼灸臨床における診療作法 〜東洋医学と西洋医学の融合・連携〜」「鍼灸師が知っておくべき漢方薬の世界」と題してご講演いただきました。 ![]() 成田先生には前日の土曜日に香川県に来ていただき、青年部のナイトセミナーも開催していただきました。 成田先生は真央クリニック付属鍼灸室で勤務しているほか、大分大学医学部や琉球大学医学部など医学部での非常勤講師もされています。 今回は成田先生の日常の診療の様子、クリニックでの多職種連携の話、たくさん開催しているセミナーのお話をしていただきました。 先生は中医学で診断して治療しておられます。それとともに漢方薬の適応診断も行い、クリニックと連携して処方し、さまざまな患者さんに対応しています。 クリニック内でのやりとりは普段連携のない鍼灸師にとってはとても不思議なものでした。それも成田先生の東洋医学、漢方の知識の深く、医師やクリニックのスタッフとの信頼関係が深いものであることがよくわかります。 ただ、鍼灸、中医学は鍼灸師以外にとってはなじみのない言葉が多く、医学的な共通言語で話すようにしており、中医学用語を用いることはとても少ないそうです。 また、東洋医学のなかでもさまざまな流派があるため、同じ陰虚でも意味合いが違っています。それに対し、どの派の人でも同じように説明できるように、言葉の置き換え、多言語の使用をできるようにしているといいます。すべて理解していないとできないことです。 また、さまざまな分野や職種の方にセミナーを開いており、セミナー様子や臨床の様子を写真を交えてお話しいただきました。 症例を用いて先生の臨床の様子を話す際には問診の様子を動画で見せていただき先生の話し方や接し方、治療院の様子も見せていただきました。どのような問診から患者さんの状態を把握し、治療にあたっているのか、とても興味深いものでした。 ![]() ![]() 先生のお話を聞いていて強く思ったことは、「自分から動き出すこと」でした。まず、質問をすること。先生はとても質問を促してくれました。我々、講義を受ける側ととてもとコミュニケーションをとってくださり、参加していた学生にはよく話かけていました。何より前日のセミナーに参加した先生方の名前は当たり前のようにすぐ覚えていました。そして先生の知識とネットワークはさることながら、その行動力に驚かされました。鍼灸学校を卒業されてからの働き方や考え方に驚かされました。 やってみたいと思うこと、興味があること、少しでも必要であるともうこと、自分の感覚をもっと大事にしたいと思いました。 「漢方を学びたいなら専門医にべったり張り付きなさい。教科書をたくさん読んでも臨床にはつながらない。教科書自体は大切であるが、すべてではない。」と。 ![]() 臨床的な内容も深く、学ぶことが多かった、だけでなく、たくさん考えさせられる二日間になりました。 成田先生ありがとうございました。
by kagawa89
| 2020-01-09 14:28
| ◎研修会
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