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2023年 09月 26日
令和5年度第3回生涯教育研修会報告
学術部長 安原和人 令和5年度第3回生涯教育研修は9月24日にWEB開催されました。 本講座は1部2部と二コマに分けてそれぞれ「災害と鍼灸」という内容で講義を行っていただきました。 まず1部は「災害時における鍼灸マッサージ師の役割~災害医療の基礎から実際の支援活動まで~」というテーマで(公社)日本鍼灸師会広報普及IT委員会副委員長の矢津田善仁先生にご講義いただきました。矢津田先生は災害支援鍼灸マッサージ師合同委員会(DSAM)前委員長もお勤めになられ、熊本地震や九州北部豪雨災害など様々な災害に現地で活動されてきた経験をお持ちです。 ![]() 発災当初でも避難所には様々な体の状態の方が避難してきます。特にご高齢の方が数日身体を満足に動かせない環境にさらされればどうなるかは鍼灸師なら容易に想像ができるでしょう。 ![]() さらに実際に避難所でリスクのある深部静脈血栓症(DVT)や生活不活発病など我々が活躍できる場所、その理由、実際の支援活動の中でどのようなことを実践していったのかを実例を交えながらお話ししていただきました。 ![]() 第2部は(一社)福島県鍼灸師会 監事・相談役の中沢良平先生に「災害時ケア活動と地域ケア」というテーマでお話しいただきました。中沢良平先生は福島県ということで、皆さんの記憶にも深く刻まれている東日本大震災の経験を中心に、どのようなことを経験され、どのように活動していったのかということをお話しいただきました。 ![]() ![]() 東日本大震災時には会員の有志の避難所の支援活動から始まり、多くの福島県鍼灸師会会員の協力、県外鍼灸師会の支援など、時系列にどのように動いていったのか、その中で何が課題だったのかを当時の状況を振り返りながら解説していただきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() コミュニティアウトリーチは地域に鍼灸師が参画していく活動で(香川県でもしているボランティア活動といったものです)、そこで社会に鍼灸と鍼灸師への理解を深めていただくとともに、ボランティア活動を通じて、会員の災害ボランティア時の動き方の訓練にもなるそうです。 ワークショップは会員非会員を問わず鍼灸師の資格を持つ人たちで集まり、今後の地域における鍼灸の目標を立てて、同じ地域で活躍する様々な立場の資格者が共通目標をもって活動していくための意見交換会です。ここで共通目標を持つことによっていろいろな活動に資格者が参画しやすくなっていくことができるようです。 ![]() 本講座では『災害と鍼灸』という特殊な内容になる講座かと思いましたが、むしろ平時から準備できることしておかないといけないことがたくさんあると思いましたし、いざという時の為に香川県鍼灸師会の会員非会員を問わず、多くの有資格者と交流できるイベントが必要なように感じました。 今後の鍼灸師としての社会とのかかわり方に多くの示唆をいただきました、矢津田先生、中沢先生、両先生にこの場をお借りして感謝を申し上げます。貴重なご講義本当にありがとうございました。 #
by kagawa89
| 2023-09-26 22:03
2023年 06月 27日
令和5年度第1回生涯教育研修会報告 学術部長 安原和人 令和5年度第1回生涯教育研修は6月25日にWEB開催されました。 講座内容を「男性不妊の鍼灸施術~基礎知識から学ぶ男性不妊~」として講師に男性不妊を専門として施術所を複数開院されていらっしゃいますSR鍼灸グループ総院長の伊佐治景悠先生をお迎えして基礎講座として座学から実技まで幅広い内容でご講義いただきました。 昨年から保険適応になった不妊治療でも、治療開始の同意書を取る際には男女両名の夫婦やパートナー両方の同意が必要となるなど、男女両名の不妊治療への理解が必要なことが前提となっています。特に不妊の原因で男女比をみるとほぼ同数となっており、男性のケアも非常に大事な役割があります。 ![]() ![]() ![]() 動画の部分では、中リョウ穴刺鍼を見せていただき、取穴方法、軽微な刺激からやや刺激を強く入れる方法、患者さんの感覚でのお話しなど、臨床での指針になる部分を丁寧に解説いただきました。 ![]() ![]() 昨年に続き不妊施術について勉強会をいたしましたので、昨年と今回参加していただけた先生は男女ともに臨床でケアしていくことができると思います。正しいアドバイスが患者様にできることも鍼灸をすることと同じくらい大事なことだと思いますので、明日からの臨床に是非活かしていただきたいです。惜しみなく知識および技術を供与していただいた伊佐治景悠先生、本当にありがとうございました。 #
by kagawa89
| 2023-06-27 11:59
| ◎研修会
2022年 12月 06日
第3回生涯教育研修会報告
学術部長 安原和人 第3回生涯教育研修は12月4日にZOOMオンライン講座で開催されました。 本講座は税理士の宮武和彦先生に「確定申告の基礎と新制度について~申告の基本と最新制度~」として、鍼灸院の確定申告に関係する白色申告や青色申告の違いやそれぞれに必要な帳面の付け方、申告に必要な申請書類、青色申告で行う際にできる節税制度など、多岐にわたって解説をいただきました。 特に今後関わる可能性のある消費税の新しい制度、インボイス制度についてや帳簿の保存に関する電子帳簿保存法の義務化など、鍼灸院で対応が必要な分野について基礎を教えていただいたので、これから数年先の対応について参加された先生の経営の方針には非常に役立つ内容だったのではないかと思います。 我々も鍼灸師として医療サービスを提供する業態として、業務だけでなく適切な経営をしていくことも患者様に安心してご利用いただけるための必須条件だと思います。ここ数年は国の税制度などもいろいろな義務化など変化が大きくなっていますので、会員の皆様に役立てていただける情報を講習を通じて今後も提供していきたいと思います。 ![]() #
by kagawa89
| 2022-12-06 15:32
| ◎研修会
2022年 11月 28日
第2回生涯教育研修会報告
学術部長 安原和人 第2回生涯教育研修は11月27日に四国医療専門学校2号館501教室で開催されました。 本講座は2部構成で行いました。 1部は香川県鍼灸師会理事の松本和子先生による「東京パラリンピックトレーナーの経験について」という題目で、東京2020パラリンピックにトレーナーとして帯同された貴重な経験についてお話しいただきました。 ![]() 2部は坂出消防署のご協力をいただきまして救命入門講習を行いました。胸骨圧迫法による心臓マッサージやAEDの基本的な使い方はもちろんのこと、なぜそうしなければならないのかなど基本的な救命活動への理解も深まりました。 ![]() ![]() 座学では119番の通報のしかたから、実際に胸骨圧迫法で5cm押し込まなければならないが、救命のプロでも平均の押し込みが5cmに足りていないケースがあること、心臓マッサージによる血圧がどのように変化していくのか、また心臓マッサージによる心臓拍出量がどの程度なのか。AEDの有効性などを教えていただきました。 参加者からも質問が相次ぎ、携帯電話と固定電はではどちらの方が119番に連絡するのが良いのか、など面白い質問もありました。 ![]() ![]() 実技では胸骨圧迫法、AEDを使う場面を想定し、役割分担をグループ内でして、救助者を発見するところから、救急隊員が実際に到着するまでの流れを実際にやってみました。 心臓マッサージを隊員が引き継ぐまでいかに続けられるかやってみましたが、かなり体力を消費するため、可能な限り現場では人が集まらないと救命活動は難しいと感じました。 ![]() 最後に学校の備品にあります頸椎カラーやバックボードを用意していただき、松本先生ご指導のもと頚椎カラーの装着やバックボードの固定を実践しました。参加者皆さん四苦八苦しながら搬送まで頑張っていました。 鍼灸業界も様々な分野で活動が広がっていくことも考えられますが、これからの世の中の流れとして障がい者とどのように関わっていくのかというのは一つ大きな柱になっていくと思います。またそうして活動していく中で、医療の基本である救命活動を鍼灸師がはっきりと『できる』と言えることも、医療の国家資格を持つものとして当然のこととなっていくと思いますので、これからも救命講習に関しても定期開催していけたらと考えています。会員の皆様は自己研鑽のためご参加よろしくお願いいたします。 #
by kagawa89
| 2022-11-28 17:47
| ◎研修会
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